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そしてまた旅の始まり-シアトルへ④

ユースへ戻り身じたくを整えて、徒歩5分のコンサート会場へ向かった。

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8PM 『A Cabaret Evening with Betty Buckley』
                         at Benaroya Hall,Seattle

ここはシアトルシンフォニーの本拠地で、キャパ2,500という大ホール。私の席は、C列センターブロックながらけっこう遠い。かぶり付き好きの私は2幕には、ファン仲間に呼ばれるままにA列センターへと移動(席はそこそこ埋まっていたが、1~2列目はかなり見上げるので空いていた)。約2時間、5ヶ月ぶりのベティの歌を堪能した。

終演後、サイン会に出てきたベティにご挨拶。「明日も来るわ」と伝えてそれぞれの宿へ戻る。。はずだったのだが、ファン仲間のひとりDさんが、今夜のホテルがないという。
クレジットカードのトラブルで、予約したホテルはキャンセル。手持ちの現金は少ないし、「今夜は最悪ベンチで寝ることになる」と言うのだ。昼間は穏やかで安全に見えるシアトルだがもちろん、野宿できるような治安ではないし、まだまだ朝晩寒いというのに。

そういえば、少し顔見知り程度だったDさんとぐっと親しくなったのは、出待ちをしていて終電を逃した彼女を私のホテルに連れ帰った時からだった。その時のベッドはキングサイズだったので、女二人で寝ても十分な広さだった。それ以来、何度か地方のホテルをルームシェアしている私たち。今回もと言っていたのだが、私の予定がギリギリまでハッキリしなかった為、別々に予約していたのだ。

もし普通のホテルに泊まっていたら、もちろん「おいで」と彼女に言うところだが、ユースの相部屋ではそうもいかない。もしかしたら空きがあるかも?とフロントで聞くと「Mix Dorm(男女混合)の6人部屋ならあるよ」と言う。「え~っ。。ミックス?」と躊躇するDさんは、ユースの経験がないらしい(宿にはこだわらないと思っていたので意外!)。
ここが彼女の可笑なところだが、透かさず「その部屋の男性(Boys)は何歳ぐらいの人がいるの?」(なぜそれが気になるのー!?笑) フロントのお兄さんが「18~50歳だね、Boysは」 「50歳もBoy~?」と大笑いしたが、私達もすでにGirlsじゃないよね、Dさん(笑)。

無事チェックインを済ませ、それぞれの部屋へ。私は着替えてからラウンジに降りて、無料のパソコンを使ってみた。5台あるPCは機種も様々で、日本語が読めるものもあったが入力はできず。非常に怪しい英語で(笑)ブログを更新した。

先日同僚から「旅行中にPCしてるのって、時間がもったいなくない?」と聞かれたのだが、お喋りな私のこと。一人の夜に、こうしてネットで繋がっているのはホッとするのだ。

1:00AM 就寝。
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by Rie_bbfan | 2007-05-20 20:48 | LA&Seattle/'07