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VGCクラス終了

先日16日、毎回楽しみにしていた(いや冷や汗ものだった?)
『VGC(Visual Gestural Communication)クラス』全15回が終了した。

当初は10回の予定だったところ、生徒の希望で5回継続。8人いた生徒のうち5人が残り、最終日には、前に出て自由課題をVGCで表現するテストが行われた。



今までのまとめとしての注意事項は、
 *いつ/どこで/誰が/何を/どうした(文章の基本と同じですね) を話に織り込む。
 *物体の形/位置や方向(指差し)/複数の人や物は体の向き を明確にする。
 *あまり動き回らず、立ち位置を変えない。
 *ASLやJSLの手話は使わない。                     ということだった。

私はまず、VGCを始めた理由→ASLの表現や読み取りの力をつけたい/ASLを始めた理由→2年前に遡って、『ビッグリバー』やそのデフアクター達との出会いを話した。
2つを学んだことによって、また様々な出会いがあったこと。まだまだ力不足だけれど続けて行きたい。。と閉めた。

それに対して、講師と生徒から下記の質問があった。
 Q. ヨーロッパの手話も学ぶつもりはあるか → 興味はあるが今は余裕がない。
 Q. ASLとVGCのどちらがイメージをつかみ易いか → 私の中ではどちらも同じ。
 Q. ASLとVGCの学習はアメリカ旅行で役に立っているか → 私の乏しい英語力を助け
   てくれる。とっさに出た手話や表情でとてもよく伝わった。

講師から私への注意点は、「ASLのアルファベットを使ってはダメ(ヨーロッパでは通じない)」「いくつかの手の表現が半端」「口が無駄に動く」とちょっと辛口。普段は褒め上手の講師だが、やはりそこは最終テスト。けっこう上がってしまったし、自己判断でも“100点満点で49点”というところだったから仕方ない。

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前の週には、Tissa講師の『カルチャーショック in ジャパン』で盛り上がった。
まず初めに個々の写真をVGCで説明し、それについての質問と発言がなされた。

①ホームレスの空き缶集め/②旅行会社(カラフルなパンフが揃う)/③道路の盲人用ライン/④新幹線/⑤飲食店のセルフオーダー機/⑥自販機(Hot&Coldドリンク)/⑦鍵付傘立て/⑧建築技術の高さ/⑨ウォシュレット/⑩無料配布(うちわ、ティッシュ、おしぼり)/⑪カー&携帯ナビ/⑫若い女性がオシャレ

 ①10年以上前はアメリカでも行われていた。なぜ今、日本で?
 ③Tissa曰く、「全米でこういう福祉が行われているのはシアトルだけ」
 ④  〃    「Cool!窓がピカピカに綺麗で驚いた」
 ⑤どんな所にあるの?と質問。居酒屋チェーンに多いらしい。
 ⑥「日本にしか無いよね」。。そうかも。アメリカの地方で夜、バスや列車を待つ時にコレ
   欲しいのよね~。
 ⑫ベティのマネージャーも来日後に同じこと言ってた(Umm...)。

そしてTissaが、これはBad!と思うカルチャーは、
電車の中で一様に無表情/未婚・子供ナシの人が多い/毛皮を身に着ける/ラブホテル(話がカプセルホテル、そしてネットカフェ泊へと発展。興味シンシンのようだった・笑)

楽しみながら学んだクラスもひとまず終了。少し寂しいけれど、貴重な経験だったと思う。
by Rie_bbfan | 2006-09-27 23:59 | ASL/JSL