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アメリカ手話体験講座

昨日、日本ASL協会の『アメリカ手話体験講座』に行ってきた。
(はい、無料講座ねらい得意です・笑)

これは春期クラス開講の募集にあたり行われたもの。
この日の講師はギャローデット大学(アメリカ初のろう者のための大学)でも指導されていた、ベテランのTissa先生だった。



先生の初めの印象は、「顔がやわらか~い!(笑)」。性格が顔に現れたやわらかさではなく、上下左右、まるでお餅のように自在に伸びるのだ!
口話は全く無いが、その豊かな表情とテンションの高さ、“体から発するおしゃべり”にはグイグイ引きこまれていった。うんうん頷いたり、時にはプッ。。と吹き出しそうになったり。

そして、説明がシンプルで的確!
自己紹介に始まって、ASLのルール(表情が大切、Yes,No,に首をつける、等)。
10までの数字、円や四角を空書する時のポイント、そして全員参加のゲームなど、盛りだくさんの90分だった。

“このように学んでいく”というサンプル受講にしても、レベルが高い!
私はすでに1年学んでいるから、単語も分かるし「的確なレッスンだ」と思ったが、手話は全く初めて(特に手話を見たこともない人)だったら、キツかったのではないだろうか?

初級から2年計画で学習するクラス、70歳以上のシルバークラスの他に、面白そうだったのが VGC(Visual Gestural Communication)クラス。「手話を使わず、身振りや視線、顔の表情でコミュ二ケーションをとる」ことを学ぶらしい。

また、授業で使用するテキストで驚いたのが、手話の単語のイラストに英語が付いていないこと。ビデオ対応のものだということと、「ASLと英語は別の言語だから」ということらしい。分かっているつもりだったけれど、徹底しているなぁと思った。

帰りに、一緒に参加した友人と、学び始めてからの1年を振り返った。
自分たちとしてはまだまだ。。。(Endless!)だけど、少しおしゃべりになった手と、相手の手を追ってスッ。。と移動する目(笑)。少しは成長してるということだろうか?

4月から、きっとまた新しい出会いもあるだろう。そう、ファイトだっ!!
by Rie_bbfan | 2006-03-12 23:59 | ASL/JSL