Nov.12 2005
5th Avenue Theatre,Seattle

一週間のNY滞在中に“シアトル日帰り”という無茶をしたのは、どうしてももうひとつのSweeneyを観たかったから。'79のオリジナル演出で上演中の舞台に2人の興味あるキャストが出ていると知り、いても立ってもいられなくなったからだった。1人は『ビッグリバー』のトム・ソーヤ、Benjamin Schrader(トビー)。もう1人は、サンフランシスコLA版ビデオにも同じピレリの役で出演していた、Sal Mistrettaだ。

日帰りといっても、NY朝6時発のフライトで午前11時シアトル着。マチ・ソワを観て深夜1時発でUターン、翌午前10時過ぎNY着というトンボ帰り。いつも短期滞在ながらシアトルは4回目なので効率よく動けたし、リュックひとつの軽装はすごーく楽だった(朝空港へ向かう時、キャブのドライバーに「シアトルへ行くのにその荷物?」と驚かれ、シアトルの空港では市内行きのバスを聞かれた・笑)。わずか5ヶ月ぶりのこの町は、燃焼したビッグリバー・ツアーの最終地。記憶がそこ、かしこに残っているようで何とも懐かしい。雲行き怪しくヒンヤリした空気は。。。ああ、シアトルだ!

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f0031200_22541020.jpgNov.11 2005
Eugene O'Neill Theatre,NY

10月。一足先に観てきた友人は、16年ぶり2回目のNYながら前の再演も観ている。そうミュージカル狂ではない彼女は、前回は私が誘ったから(でも気に入って2回観た)今回は偶然プレビューが始まっていて、なぜかSweeneyに呼ばれて渡米している人(笑)。でもこのカンパニーは、「キレイ過ぎる」「映像のようで血生臭ささがない」と残念ながら気に入らなかったようだ。

11月はちょうどシアトルでも上演中。謀らずも私は、3ステ連続Sweeney(!)となった。その第一夜、NY。

アクターは歌、芝居、存在感、どれもが素晴らしい。NYタイムズが評していた
“Perfect!”の言葉は、ここに向けられているのではないかと思う。主役二人はあまりやらないが、全キャストがバンドを兼ね、何種類もの楽器をみごとに演奏する(この演出は必要ないという声も多いけれど)。本来フルオーケストラの楽曲なのだが、わずか10人で重厚な音を奏で、数十人のコーラスにも劣らない厚みのあるハーモニーに仕上げていた。編曲も凝っているので、オリジナルを聞いているファンは新鮮に感じるだろう。

ソンドハイムの高い音楽性と上記の理由から、コンサートと見るなら最高だがミュージカルとしてはどうだろう?私はまったく感情移入できなかった。

ロンドン・フリンジ発らしく実験的である。フリンジでは、客席のスペースを移動しながら物語が進み、観客を引き込むような演出だったとか。もしそれを観ていれば、また違った感想かもしれない。B'wayはきっちり舞台と客席とに別れ、モノトーンの映像を見ているような感覚に陥る。精神病院の一人の患者の妄想(?)として劇中劇のように進み、大きな舞台転換は無い。また各シーンは、その場の道具を使って演じられ衣装もほとんど変わらない。Sweeneyやソンドハイム好きの人はある程度楽しめるだろうけれど、そうでない人には分かり難く、混乱するのではないだろうか?

Michael Serverisのトッドは、低音の声が渋く繊細な演技もよかったけれど、どうしてもPatti LuPoneのロベッタがより目立ってしまう。20近い二人の年齢差も気になったし、
“DIVAルポン”に黒のミニスカートと編みタイツで腰を振られては、もう仕方がない(笑)。
コメディエンヌの要素たっぷりの彼女は、本筋以外でもかなり笑わせていた。
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旅に出る。
日常の雑事を捨てて、頭をからっぽにして。
深く息を吸い込み、全身を研ぎ澄まして劇場へ向かう。
たくさんの夢を見るために。その場所から、再び旅立つために。

世界中を歩くひとがいる。
それもまた羨ましいと思うけど、南の島も好きだけれど(笑)
やっぱり、心が向かうのは“この大陸”だけ。
大切な場所、大切なひとが増えていく町は
まるで、行く度明るさを増すタイムズs.q.のネオンサインのようだ。
20年前、まだ見ぬB’wayに抱いていたイメージは今のNYに近いかもしれない。

最近、旅先でも頭をからっぽにできず、つきまとう“想い”を持て余していた。
でも、それはそれでそれでいいと割り切って、今しかできない旅をしようと思った。
今、この時感じることを大切にしようと思った。
全てをボリボリ噛み砕くのも、また美味?と信じて。


昨年11月の観劇旅行記、ポツポツ書き留めていきます。
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A HAPPY NEW YEAR !!


from
Madison Buckley
& Rie
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“ブログはやらない”と前々から宣言していた私。

でも書くことは好き。写真も好き。けっこうネット中毒。
これは、始めずにはいられないでしょう??
思うところあって、今の自分を見つめなおしたくて I'll Try !!

たくさんの宝物をもらった2005年。
その輝きが、2006年へ続くことを願って。。。
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