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Mar.23/NY3日目② Million Dollar Quartet

【8:00PM】『Million Dollar Quartet』観劇 Nederlander Theatre



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このネダーは『RENT』をロングランしていた劇場。私はオープン直後に一度観たきりで、最近の上演作品も観ていないので、足を踏み入れるのは14年ぶり。kさんは思い入れも深そうで、通路やトイレが綺麗になったと驚嘆していた。

最前列は、かなり見上げる感じで首が疲れたけど30ドル。もう十分だ(笑)。
同じ列にはLotteryのメンバーが揃っていて、目が合うと「Hi!」何かいいよね~。

【あらすじ】1956年12月4日。メンフィスのスタジオに、当時を代表する大スター4人が集まった。そこで繰り広げられた、一夜限りのセッションを再現する。

この舞台に興味を持った一番の理由は、Eric Schaeffer演出だったから。
彼はDCのSignature Theatreの芸術監督で、私はこの後DCへ『Sweeyney Todd』を観に行く予定になっていた(作品のタイプ全く違うけどね?笑)。彼はNYでは今一つ成功していないけど、この手の作品をどう演出するかを見たかった、というのが大きいかな?

そしてその感想は、実在の人物と音楽が主役の作品だけど、進行がスムーズで無駄がなく的確な演出だったと思う(例えば“ライトから外れて背中を向けていても、全身で音を刻んでいる”とかね)。
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4人のスター(Elvis Presley/Jerry Lee Lewis/Carl Perkins/Johnny Cash)は“そっくりさん”でもないけど、抜群のテクニックを披露。もともとアクター?シンガーなのかなぁ?と思ったら、アクターもいるけどやはり歌畑の人が多い。
特にJerryを演じたLavi Kreisは、明るくノリのいいキャラもピッタリで目立ちに目立っていた。ジャンルとしては、やっぱりカントリーに惹かれる私。Johnny役のLance Guestの声が渋かったぁ~(笑)。

Mar.23/NY3日目② Million Dollar Quartet_f0031200_12555714.jpg「歌わないってもったいない!」という声の多いHunter Fosterは、20世紀のアメリカン・ミュージックを数多くプロデュースしたSun Recordsのオーナー役。
私のイメージでは、生真面目さが彼の持ち味だから(まさに『Urinetown』ね)それが出ていて良かったと思う。

たあいのない話ではあるけど、けっこう楽しかったー!
何よりあの時代にタイムスリップしているかのような、年配客のオジさんたちのハシャギっぷり!(笑)アンコールもエンドレスか!?と思ったけど、あっさりしたラストでまたよかった。



【9:40PM】終演。

舞台も良かったけど、kさんと観劇できたことがまた楽しかった。
おつき合いありがとうございました!!
by Rie_bbfan | 2010-04-11 13:05 | NY&DC/'10